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縁 [天然酵母パン]

久しぶりに彼女と一緒に遊びに行っていいですか?
私達のかわいい弟分から電話があり、せっかくなので、みんなで一緒にランチをすることに。
オットは、前日から煮込んだミートソースで彼らの大好きなパスタを準備。
パスタと来るならばこれでしょう!と、私はフォカッチャを焼く。プレーンとチーズフォカッチャ。

2月10日.jpg

朗(8歳)のお得意のサラダ(かつおぶしや塩昆布を使っていてうまい!)、彼女のお手製アメリカンドッグも並び、食べてしゃべって笑って、また食べて。

盛り上がっていると、急に、お願いがあります、とあらたまるふたり。
どうしたの~?とのんきに構えていた私(+オット)に、想像だにしなかった展開が・・・。

ぼくたちの結婚式の仲人(立会人)になっていただけないでしょうか。

ふたりともあたふたしながら、(何を答えたのかうろ覚えなのだけれど)こちらこそよろしくお願いします、と頭を下げながら、いろんなことが頭をよぎり、私は涙腺がゆるみ、うるうるしっぱなしだった。

10数年前、航空券だけ持ってサモアを訪れ旅をし、サモアにすっかり魅せられた私は、帰国後図書館に通いつめてサモアに関する情報をかたっぱしから調べた。
その中で、日本にいるサモア人の女性を紹介する記事を見つけた。
青年海外協力隊でサモアで仕事をしていた日本人の青年と出会い結婚、息子さんが1歳になるときに日本に来て、それから10年以上日本で暮らし、サモアの文化を日本の人に伝えることで地域とつながった暮らしをしているサモア人の女性。
それも隣の県に住んでいるという。
小学生の息子さんと娘さん、ご主人と一緒の写真も載っていた。
その頃は、個人情報云々などといわれる時代ではなかったので、彼女の住所が記事のいちばん下に小さく載っていた。
でも、その記事は、7年前の記事・・・。
まだその住所に暮らしているだろうか、家族でサモアに帰ったりしていないだろうか。
迷った末、手紙を出してみた。
すると、返事が来た。
ぜひ会いましょう、と。
驚くやら、感激するやら、どきどきしながら、サモアに行ったときの写真を持って、会いに行った。
喫茶店でお茶をしながら、彼女とご主人と、オットと私と、サモアの話で、初対面なのに何時間も話しをした。

それからすっかり意気投合し、家族づきあいが続いている。
サモア人の彼女は、私の最高の姉である。
出会った頃、高校生だった息子さん、中学生だった娘さん。
両親と一緒に、私達とも食事をしたり、出かけたりして、にこにことはずかしそうに話をしてくれていた。
彼らが成長するにつれて、不思議と、私達と彼らの関係も変わってきて、両親と一緒でなくても、彼らだけで遊びに来るようになった。
彼女ができた、と連れてきて来てくれ、私はまたすっかりかわいらしい彼女と意気投合してしまった。
私達に子供が生まれると、彼らはとてもかわいがってくれ、今では朗(8歳)と陽(5歳)の大好きなお兄ちゃんとお姉ちゃんである。

出会った頃、まだ結婚したばかりだった私達は、こんなにあたたかい家族がいるんだ、と驚いた。
サモアンスタイルの厳しくきっちりしたしつけと、あふれんばかりの愛情で結ばれた、家族。
いつか自分達にも家族が増えたら、こんなふうになりたい、と何度も思った。
今、我が家を改めて見てみると、彼らから受けた影響がずいぶんあるようにも思う。

そんな彼らの、新しい人生の始まりのお手伝いをさせてもらえるとは。
思いもがけないプレゼントを、ありがとう。

夜、彼らのしあわせを心から祝って、乾杯をした。


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